INTERVIEW
先輩インタビューで現場と本音を知る

入社の決め手はヤンマー製品のデザイン
手当が充実しておりプライベートも両立
青木 空也
志望動機を教えてください。
そして、入社の決め手となったのは何ですか?
大学進学時、私は漠然と農業に携わる仕事をしたいと考えていました。実家は農業とは無関係の仕事をしているため、農業に対する知識や経験はほとんどありませんでしたが、農業の持つ社会的な意義に強く惹かれていました。就職活動を進める中で、農業に携わる仕事を探していたところ、農業機械という選択肢に出会いました。元々機械にはさほど興味がなかった私ですが、現代の農業が抱える課題を解決するためには、農業機械が重要な役割を果たすことに気づきました。農業機械を通じて農家さんの力になれる仕事に魅力を感じ、農機メーカーで働くことを志望するようになりました。
農機具業界で、私がヤンマーを選んだ決め手は「YTトラクター」の存在でした。そのデザインのカッコよさに一目惚れしました。見た目だけでなく、機能性や技術力の高さも兼ね備えている点に感銘を受けました。ヤンマーの製品が持つ魅力と、農業の未来を支える技術力に惹かれ、ここで働きたいと思うようになりました。

現在はどのような仕事をしていますか?
主な業務内容や具体的な流れについて教えてください。
ヤンマーアグリジャパンは農業機械の販売とアフターサービスを事業内容としていますが、私たち技術サービスグループは間接部門として、①社員育成 ②品質問題早期解決 ③市場問合せ対応 ④量産機の欠陥等の問題に対する対策工事管理・実施に取り組んでいます。販売会社でありながらお客様と関わる機会が少ない間接部門ですが、私たちのモチベーションは常に「製品の品質向上」と「お客様に安心・安全を届ける」ことにあります。そのために、実際にお客様と接しサービスを提供する技術社員の知識・技術の向上を目指すとともに、機械の品質を向上させるために開発や製造を担うメーカーに市場問題を正確に伝え、改善を促しています。
シビアな業務内容も多いですが、問題解決した際のやりがいも大きい仕事だと思っています。

入社してから印象に残っている仕事について教えてください。
私が印象に残っている仕事は、トラクターが走行不能になってしまい、原因不明だったものを一から故障診断・修理を行った経験です。当時3年目だった私は、この案件を通じて自分が大きく成長できたと感じました。
このトラクターの走行不能については、動力伝達機構、電気制御、油圧制御のすべてからアプローチが必要でした。まず、動力伝達を把握したうえで、電気制御部と油圧制御部の作動原理を理解し、故障診断を行いました。
結果的にトラクターが走行できるようになったのは3か月後でした。労力に見合った仕事だったかというとそうではなかったと思います。しかし、この経験を通じて、私は知識と技術を大きく向上させることができました。今でもこの時の経験が業務に活かせており、長期的にみてペイできていると思っています。経験を積ませてくださった上司、先輩に感謝しています。
入社して良かったと感じることはなんですか。
まず手当が非常に充実している点です。借上社宅制度や技能手当、通勤費手当など、残業以外にも様々な手当が整備されており、社員の生活をサポートしてくれます。また、ライフワークバランスという点でもヤンマーは大企業として社員のQOLをしっかりと考えてくれていると感じます。農業という分野に携わるため、農繁期には非常に忙しくなります。植付や収穫の時期は農家さんの収益に直結するため、私たちも全力でサポートします。しかし、その一方で一定期間忙しくない時期も存在します。忙しい時期とそうでない時期のバランスが取れているため、仕事とプライベートの両立がしやすい環境だと思います。
私は入社から7年間、同じ部門に所属しています。技術サービスグループはお客様と直接関わる機会が少ない部門ですが、業務の性質上、お客様にお会いする際にはお叱りを受けることが多いです。しかし、対話を重ねる中で双方にとって良い解決策を見つけ、最終的に感謝されたときには、それが次への活力になります。お客様の問題を解決し、感謝の言葉をいただける瞬間は、この仕事に就いてよかったと感じます。

ヤンマーアグリジャパン(株)関東甲信越支社の社員はどんな人たちですか?会社の雰囲気を教えてください。
会社には色々な方がいますので、一概には言えません。少なくとも私の周りには、仕事に責任を持ち製品をよりよいものにしていこう、もっと農家の方々の役に立ち、安心・安全に使っていただこうと考えている方ばかりです。
今はネットやSNSでなんでも情報が手に入る時代です。農業業界もここ数年で無人ロボットトラクターや産業用ドローンの利用など目覚ましく変わっています。我々販売会社の人間も常に情報にアンテナを張り、自分自身をアップデートをしていく必要があります。ここはそれができる人たちが集まった組織集団だと思っています!!
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